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第三回 自閉症スペクトラム 基礎講座『見通しを伝えるための支援』とテーマトーク

9月21日(土)に愛媛県今治地場産業振興センターにおいて、第三回 自閉症スペクトラム 基礎講座『見通しを伝えるための支援』と、テーマトーク『評価から個別プログラム立案へ』の研修に参加してきました。
会場いっぱいに60人程の方が参加していました。講義は、前回から引き続いて物理的構造化について、スケジュールについて、その評価についての話を聞きました。スケジュールを使う方が、どのように調子が悪い状態であっても、理解できるようなものを提供することや、トランジションカードの厚みや形状など感覚刺激に対する反応や、どのような日課が必要か、一つの日課でどのくらいの時間を過ごすのか、身長や体のサイズ・目線や視野などを考えて、スケジュールを置く位置を考慮する必要があることなどを学びました。
 午後からのテーマトークでは、評価の必要性について、評価がない場合の危険性について、評価の種類や目的、課題を使っての実地評価、目標や課題にできることは何か?などの話を聞きました。個々に作成する個別支援計画の目標には、できかけているが、最後までできないような芽生えのスキルを掲げて、半年間~1年間で達成できるように作成することを学びました。
利用者さんが得意なこと、好きな法則性や概念理解を、十分に観察して支援者が理解を深めて、私達がチームとして支援に活かしていけるようにしていきたいと思っています。

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