平成29年度自閉症支援現任者研修

 9月23日(土)~24日(日)、今治地域地場産業振興センターにて自閉症支援現任者研修が行われ、ゆいねっと新居浜から裏方スタッフや受講生として3名の職員が参加しました。
 この研修では、幼児期・学齢期・成人期の自閉症を伴う協力児・者さんに実際に来ていただき、観察や評価を通して彼らから直接学ぶことが演習の目的となっています。
 サブアシスタントという裏方スタッフの役割では、課題の作成やセッティングをしながらモデル児さんの様子を近くで見せていただくことができ、個別の評価に基づいた構造化・再構造化といった支援の基礎的な視点を再確認することができました。
 またコミュニケーションの場面では、幼少期から個別の支援を受けてこられたモデル児さんの、コミュニケーションカードを使い自信を持ってヘルプや要求を伝える姿を見せていただくことができました。言葉だけにこだわらず本人に合ったコミュニケーション手段を活用することが、自発性や自信を育て、豊かな生活に繋がっていくのだと改めて実感しました。
 ぴあ・いろはの支援でも、基本に立ち返りながら個別に合った方法を考え続けていきたいです。

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ミックスジュース作り(ぴあ)

 放課後クラブぴあでも、9月の行事としてミックスジュース作りをしました。
 めくり式の手順書を準備しておくと、自立的にできる子が多かったです。これまでに、いろいろな種類のおやつや工作など、さまざまな場面で手順書の使用の仕方を支援してきたことで、「自分でやってみたい!」という意欲が感じられます。
また、ミキサーでかける時間については、10カウントジグを使用し、終わりをわかりやすくしました。絶妙な混ざり加減で、とてもおいしいミックスジュースが出来上がりました。
 分量、手順、時間をわかる形で知り体験を積み重ねることで、一人でできる自信がついてきます。《継続は力なり》ですね。

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ミックスジュース作り(いろは)

 療育ルームいろはでは、9月の行事としてミックスジュース作りをしました。
 牛乳、バナナ、シロップを小分けに準備しておくことで、自分でミキサーに入れようとする積極的な様子がみられました。また、写真で工程を示したので、意識して注目し、自信を持って取り組むことができたように思います。ミキサーを初めて使う子も多く、音にびっくりすることがありましたが、何度かスイッチを押していると音にも慣れて、最後まで作り上げることができました。
 味はとても好評で、完食する子が多かったです。

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ここはうす みんなの勉強会の参加

 9月8日、今治市にてライフサポートここはうす主催のみんなの勉強会に参加しました。今回は、合理的配慮についてでした。合理的配慮は、二次障害がなく大人になるため、それぞれの年代に必要な支援です。
幼児期(何が合理的配慮かわからなくて混乱している時期)
・本人に対して…構造化などの手法を使い、不安の軽減を。
        混乱なく生活できることを保障する。
        アセスメントを正しく受け、合理的配慮を受け生活することの基礎を学ぶ。
 学齢期前期(合理的配慮の基礎方針をもとに、生活・人生の様々を学んでいく時期)
 ・本人に対して…合理的配慮を受けた中で少しずつできること、わかることを増やしていく。
         自分から配慮を探し、活用することで覚えていく。
 学齢期後期(合理的配慮を駆使しながら、身につけたスキルを磨き上げる時期)
 ・本人に対して…できないことをできるようにする支援は減らしていく。
         強み、興味を活用して今できるスキルを上達するよう磨き上げ自立度を上げていく。
         必要な合理的配慮を求めていくためのコミュニケーション支援。
お子さんの年齢に応じて必要な支援をしていくことが重要であることを勉強できました。

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TEACCHプログラム研究会香川支部 8月例会

 8月20日、TEACCHプログラム研究会香川支部の例会に参加しました。
今回の例会では、香川県香川中部養護学校の2名の先生方が、特別支援学校で行っている実際の取り組みについての事例報告がありました。
 まず、小学部での個に応じたスケジュールを使った支援について発表されました。自閉症の診断を持つ知的障害の児童に対して、知的のレベル(軽度、中度、重度)に合わせ、試行錯誤をしながら、本人が理解し、操作し、自立的に活動するためのスケジュール形態が工夫されていました。
 トランジションカードと活動のカードの区別がつきにくい児童には、トランジションを示すために、カード素材とは違う素材を使用しわかりやすくしたところや、現物提示の児童に対して、最初は移動を助けるため一緒に移動し、慣れてきたら少しずつ距離を置き、一人で移動できるように見守るなど、児童の様子を見ながら支援の工夫を重ねているところは、大変参考になりました。
 また、子どもたちの行動の背景を考えるとき、氷山モデルを使用し、表面に現れている行動には、水面下にある障がい特性や物理的人的環境が影響していることを検討されているところや、ABA(応用行動分析)の考え方を採用し、行動には直前の事象と結果事象があり、記録を重ねることで原因を探していくところ等、共感できるところがたくさんありました。
 子どもたちが自己肯定感を高めながら、自立と社会参加に向け成長していけるよう、教育と福祉の連携を今以上に行いたいと思いました。

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