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ゆいねっとStudy倶楽部『性と生について』

 12月16日(月)、第61回ゆいねっとStudy倶楽部を行いました。今回は、ライフサポートここはうすの統括所長桑原綾子先生(今治市)に来ていただいて、『性と生について』というテーマでお話していただきました。
 保護者の方から事前にいただいていた質問に答えていただく形式で、自閉症の子どもたちや大人の方への性の問題や対応について教えていただきました。お話の中で印象に残ったポイントは、
・支援者が正しい情報を持つこと。書籍を参考にするとよい。
・本人に正しいことを教える。
・自分の価値観を知っておく。
・複数人で考え、様々な視点で考える。
・本人のニーズをどう叶えるか考える。
・本人の視点に立つ。
・合法的に叶える方法を考える。
・安心、信頼して話せる相手になる。隠すようになると支援ができない。
・一緒に学ぶ姿勢でいい。
・体の大きなに伴ってしてはいけないことが出てくるため、最初に何を教えるかが重要。
・社会の目が変わっていくことを意識しておく。
・今からできることを始めておく。
・変化のない時期に支援を始めておく。(第2次性徴の前に下着の準備をするなど)
・大人になった時どうか、イメージを持つ。
・興味を持つ前に教える。
・身体介助は必要最低限、本当に必要か考える。
・幼児期には、プライベートゾーンを尊重する。距離感を保つことを教える。
・決まったところで着替える習慣をつける。  などです。
参加者は保護者や支援者などさまざまな立場の方、かかわっている相手が幼児期から成人期まで幅広い方々でしたが、お話のエッセンスは、どれもとても参考になるものばかりでした。グループで話し合いの時間もあり、性についてお互い意見を出し合う体験もできました。今日のお話を忘れず、保護者と一緒に支援について考えていきたいと思いました。

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