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2019.06.29 ゆいねっと新居浜法人研修

2019年6月29日(土)新居浜市総合福祉センターにて、特定非営利活動法人ライフサポートここはうす 所長 桑原 綾子先生をお招きし、特定非営利活動法人ゆいねっと新居浜が実施している法人研修が実施されました。

本日はその報告をさせていただきます。
この法人研修は常勤・非常勤はもちろん、全社員が部署や職種を超えて、「障がい福祉という業界で働くということ」「当事者の方の特性への理解」「同じ組織で働く上司・同僚・部下との円滑で発展的な職場風土の形成」などを学ぶ機会となっています。

今回桑原先生に講演頂いたのは4つのトピックです。

  • コアバリュー ~核となる価値観について~

  • 合理的配慮について ~その基本程な考え方と支援の在り方について~

  • 「働く」ということについて ~働ける人材として育てる・支援するために~

  • 強度行動障害がある方へのチーム支援について


社員の研修報告を抜粋してご報告します。

    • 長時間の講義でしたが、お話が面白くて集中して聞くことができました。毎日見ていた自立課題ひとつひとつの意味、ひとり遊びの大切さなどが分かり、つい自分の価値観、多数派の常識で理解していたつもりになっていることがあると思いました。
    •  障がいを持っているいないに関係なく、子どもを持つ親や社会人全般に響く内容でした。
    •  一緒に働く人にも配慮できないと、利用者の方にできるわけがないし、チーム支援として成り立たない=支援が円滑に回らないという言葉が印象的でした。
    •  「違う≠劣る」ではない。違いを楽しみ、受入れ、祝いあう(celebrate)、そのことが理解できていないとこの仕事はできないと感じました。また、「合理的配慮について」「人生態度について」に関しても、幼児期における安心感や成功体験の大切さや、人生は自分自身の意思決定の積み重ねなのだと感じた。
    •  合理的配慮に関して、障がい特性への理解が地域にまだ溶け込んでいないことに関して、当事者の方が本来持っている力を発揮できず、働くことに結びつかない現状があるということが残念に感じた。
    •  合理的配慮に関する法的記述の紹介の中で、事業所でPECSの取り組みをしている今、当事者自身からの発信をすることの意味やその重さを改めて感じた。今の取り組みが必ずライフステージが上がった先で当人の糧になると思い、一層丁寧に取り組まなければいけないと思った。

以上

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